「鏡の釣井

 神田のお宮の下に鏡の釣井というのがあります。神清水ともいいます。
 むかし、紫式部が歌の修業でここに見えた時、鏡の釣井で化粧をして、そしてまた旅を続けたということです。
 榊とかいろいろ供えて、鏡の釣井の水の霊を祀ったものです。

語り手 杉浦亀雄(神田)

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