「大人の足跡(おおひとのあしあと)

 松原町の山の中に足の形をした田がある。その大きさは七畝もある。
 昔の人がいうには、大昔、大人がここに片足を踏み込んで、もう片方は高津の蟠竜湖のところへ行ったちゅう。その次の足跡は山口県の長門のどこかにあるということじゃ。
 わたしの祖母が話してくれたんじゃよ。

語り手 城市定夫(松原)/城市重寿(松原)

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