柴は刈らずに草刈った(しばはからずに くさかった)

 むかし、おじいさんとおばあさんがおりんさった。おじいちゃんは山へ柴刈りにいくのが仕事じゃった。
 ある日、おばあさんは、おじいさんの昼の弁当にお芋をたくさんも持たせんさった。おじいさんはいつものようにいっしょうけんめいに仕事をしたので腹がへったので、弁当に入れてあったおいもをじょうに食べたんじゃ。
 そしたら、大きなおならが次々に出てきて、柴を刈るどころか、屁が出てくさかったと。

語り手 石川勘之丞(隅村)

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