「山 姥(やまんば)

山姥(やまんば) 一月二十日は、二十日正月で、この日には、山姥が出るから山へい行くなよっちゅうて。
 山姥が「せち」を炊く。山の神さんに山姥がお供え物をするために「せち」を炊くっていうことでね。
 それで人間も、この日は、夕飯を炊くときには、山姥さんより早う、山姥と炊きくらべして負けんように、夕飯の支度を済まさにゃいけん。
 山へ行っておっても、
「山姥が木を折る音を聞いたら病気になるけえ、早う戻れ。」
といわれたもんじゃ。

さしえ 吉田南小学校1年 K・O
語り手 城市近政(白上)/石田高(大谷)

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